苔丸
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祈りの夏 2008 その2
2008-08-15 Fri 20:18
今年、63年目の終戦記念日を迎えた。

俺は右でも左でもない。
いや、どっちかというと右か・・(^。^;)

枢軸国=悪 連合国=善
なんて図式、ちゃんちゃらオカシイと思ってるし。

列強諸国はすでに世界中に植民地を持ってた。
日・独・伊はそれを奪い取ろうとしただけ。

よーするに、大強盗(連合国)と小強盗(枢軸国)の獲物の奪い合いに過ぎない。
ぶっちゃければ、どっちも目クソ鼻クソ同士である。

一番の悲劇は、奪い合う対象にされた植民地である。


「カサブランカ」という映画がある。


kasaburanka.jpg


まあ、名作といわれるヤツである。
俺も何度も観た。

で、有名なシーンがあるのだが。

酒場でナチの将校たちがドイツ国歌を歌いはじめる。
客の大半は眉をひそめながらも仕方なく黙っている。
が、1人のレジスタンスがフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を歌い出す。
すると、ひとりふたりとその歌に加わり、ついにはドイツ国歌を圧倒し、酒場にはラ・マルセイエーズの大合唱だけが響き渡るのでした。めでたし、めでたしっと。

・・ところでさ、

ここはモロッコなんですけど。あんたら、他人の国で一体ナニやってんの!?

じつは、モロッコはフランスの統治下にあったが、フランスがドイツに降伏してこの地もナチの支配下になった歴史的背景を元に作られている。

この映画は1942年製作、つまり戦時下に作られた。
要するに、連合国側の国策映画だったわけ。
われわれ日の本の人間が、「名作」だとか持ち上げる必要はないのだよ(笑)

っつうわけで、

キミの瞳に乾杯!




元ピンクフロイドのリーダー、ロジャー・ウォーターズ。
彼の父、エリック・フレッチャー・ウォーターズはイタリア戦線で戦死した。
ロジャーには父親の記憶が全く無い。

1990年、崩壊したベルリンの壁でロジャーは大コンサートを行った。
フロイド時代の大作アルバム「THE WALL」をそこで全曲演奏した。

その中に、「Vera〜Bring The Boys Baek Home 」というメドレー的な2曲がある。




「Vera」は、実在のイギリス人歌手ヴィーラ・リンのことを歌っている。

Vera

ここにいる人たちの中で
誰かヴィーラ・リンを覚えているか?
いつか晴れた日に
きっとまた会えるといった
あの女の言葉を覚えているか?

ヴィーラ! ヴィーラ!
きみは一体どうなったのだ?
ここにいる人たちの中で
僕と同じ気持の人はいるか?

・・・・

彼女は戦争中、慰問に行って「We’ll Meet You(また会いましょう)」という歌を歌って兵士たちの無事を祈った。
が、ロジャーは父親と再会できなかった。
この歌は、彼の叫びかもしれない。

この歌の演奏中、様々な国の兵士が巨大な壁に映し出される。
JAPANの文字も見える。

そしてそれは、次の曲「Bring The Boys Back Home」へと繋がる。




Bring The Boys Back Home


少年たちを家に呼び戻そう
少年たちを家に呼び戻すのだ
子供たちを一人に置き去りにしてはいけない
少年たちを家に呼び戻そう




JAPAN
japan.jpg



JAPAN
japan2.jpg



JAPAN(シベリア抑留)
japan3.gif




FRANCE
flance.jpg



ENGLAND
england.jpg



GERMANY
germany.jpg



ITALY
italy.jpg



SOVIET
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AMERICA
usa.jpg



この大戦の全世界の戦没者6000万人。



あまりの犠牲者の数に愕然とする。


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祈りの夏 〜2008〜
2008-08-02 Sat 19:04
8月になると、やっぱあの戦争を思い出してしまう。
あの当時は、365日毎日必ず悲劇はあったのだけれども・・。

高校の時、放課後にヒマを持て余して同級生とよく学校の図書室へ行った。
その同級生たちはけっしてマジメ君ではなく今で言うヤンキーだったが、図書室へ行くとヤツラは決まって、あるマンガを貪り読んでいた。

はだしのゲンを。

「はだしのゲン」は、とにかく面白い。
マンガとして、まず面白い。

gen4.jpg


主人公ゲンや、原爆で死んだゲンの弟進次に瓜二つにソックリな原爆孤児隆太をはじめ、ヤクザも売春婦もイヤなヤツもいいヤツも、とにかく活き活きと描かれている。
泣いたり笑ったり、読むほうも忙しいほど引き込まれる。

子どもは、親や教師が薦める本は読みたがらない。
なぜなら、そのほとんどが面白くないから。
はだしのゲンが1000万部以上読まれているのは、子どもたちが自発的に読んでる証左である。



そのはだしのゲンを、「反日」として批判する輩がいる。
反日って・・・(^。^;)
今時、「憂国の志士」きどりっすかあ・・
この「憂国の志士」は、原爆を落とした張本人である鬼畜アメ公よりも中国やコリアが憎いようである。
いまだに中国を「支那」とわざと言っている。

うーん。
とりあえず主義主張・イデオロギーはどーでもいーが、
ピカはいらん!というのを大前提にしないと、地球上で最も下等な生き物になっちまうだあよ、人間は。


・・・・・・


特攻隊で散った若者たちが書いた遺書がある。






まさか・・
まさか、だよね?
れいの「憂国の志士」諸君はこれを読んで、額面通りに受け取ってないよね?
行間に込められた真の意味が分からないわけが、ないよね?

そこまで空気読めないバカじゃないよね?



俺より半分の人生で死んじまって。
みんな、そんなに俺を泣かせなくていいから、帰って来いよ。
「帰ってきちゃったよ」って笑ってみせてくれよ。
おまえら、もういいから。俺なんかよりだんぜんカッコイイからよ。
帰って来いよ、バカ野郎。


大泣きしてる俺を、チビが心配そうにじっとこっちを見てる。
チビ、おまえは空気を読む賢いいい子じゃのう。


・・・・・・


もしかして真性のバカかもしれない「憂国の志士」諸君には、この特攻隊員の手記を送ろう。

上原良司。1945年5月11日陸軍特別攻撃隊第56振武隊隊員として三式戦闘機「飛燕」に搭乗、沖縄県嘉手納の米国機動部隊に突入し戦死。享年22。

「栄光ある祖国日本の代表的攻撃隊ともいうべき陸軍特攻隊に選ばれ、
身の光栄これに過ぐるものなきと痛感いたしております。


思えば、長き学生時代を通じて得た、
信念と申すべき理論万能の道理から考えた場合、
これは、あるいは、自由主義といわれるかもしれませんが、
自由の勝利は明白な事だと思います。

人間の本性たる自由を滅ぼす事は絶対に出来なく、
例えそれが抑えられているごとく見えても、
底においては常に闘いつつ最後には必ず勝つということは、
彼のイタリアのクローチェも云っているごとく真理であると思います。

権力主義、全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも、
必ずや最期に敗れる事は明白な事実です。


我々はその真理を、今次世界大戦の枢軸国家
において見る事が出来ると思います。
ファシズムのイタリアは如何、ナチズムのドイツまた、既に敗れ、
今や権力主義国家は土台石の壊れた建築物のごとく、
次から次へと滅亡しつつあります。


真理の普遍さは今、現実によって証明されつつ、
過去において歴史が示したごとく、
未来永久に自由の偉大さを証明していくと思われます。

自己の信念の正しかった事、この事はあるいは
祖国にとって恐るべき事であるかもしれませんが、
吾人にとっては嬉しい限りです。

現在のいかなる闘争も、その根底を為すものは
必ず思想なりと思う次第です。
既に思想によって、その闘争の結果を明白に見る事が出来ると信じます。

愛する祖国をして、かつての大英帝国のごとき大帝国たらしめん
とする私の野望は遂にむなしくなりました。

真に日本を愛する者をして、立たしめたなら
日本は現在のごとき状態にあるいは、追い込まれなかったと思います。

世界どこにおいても肩で風を切って歩く日本人、
これが私の夢見た理想でした。



空の特攻隊のパイロットは一器械に過ぎぬ
と一友人がいったことは確かです。

操縦桿を採る器械、人格ももなく感情もなく、もちろん理性もなく、
ただ敵の航空母艦に向って吸いつく
磁石の中の鉄の一分子に過ぎぬのです。

理性をもって考えたなら実に考えられぬ事で、強いて考うれば、
彼らがいうごとく自殺者とでもいいましょうか。
精神の国、日本においてのみ見られることだと思います。

一器械である吾人は何も云う権利もありませんが、
ただ願わくば愛する日本を偉大ならしめられん事を、
国民の方々にお願いするのみです。

こんな精神状態で征(い)ったならもちろん、
死んでも何にもならないかもしれません。
故に最初に述べたごとく、特別攻撃隊に選ばれた事を
光栄に思っている次第です。

飛行機に乗れば器械に過ぎぬのですけれど、
いったん下りればやはり人間ですから、
そこには感情もあり、熱情も動きます。

愛する恋人に死なれた時、
自分も一緒に精神的には死んでおりました。
天国に待ちある人、天国において彼女と会えると思うと、
死は天国に行く途中でしかありませんから何でもありません。



明日は出撃です。
過激にわたり、もちろん発表すべき事ではありませんでしたが、
偽らぬ心境は以上乃べたごとくです。
何も系統だてず、思ったままを雑然と並べた事を許して下さい。

明日は自由主義者が一人この世から去っていきます。
彼の後姿は淋しいですが、心中満足で一杯です。





云いたい事を云いたいだけ云いました。無礼をお許し下さい。
ではこの辺で。」(下線強調、苔丸)


上原良司
uehara.jpg


あまりにも明快な手記である。
これならどんなバカでも分かるべや。

自由主義者である上原ではあったが、自分が死ぬ理由は結局のところ、天国にいる惚れた女に会うため・・っていうのが実に人間くさくていい。
彼が愛した女性は、すでに昭和19年に亡くなっていた。

後日、彼の愛読書には、ところどころ活字に○が示されていた。
それを順に読むと、


「きょうこちゃん さようなら
僕はきみがすきだった。

しかし そのとき すでにきみは こんやくの人であった。
わたしは くるしんだ。

そして きみの こうふく をかんがえたとき
あいのことばを ささやくことを ダンネンした。

しかし わたしは いつも きみをあいしている。」


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シロ、出産!そして、お母の遺骨。
2008-05-11 Sun 18:07
※続報あり!(↓)


今日の早朝4時ごろ・・
シロが押入れに閉じこもったまま出てこない。
「クウ・・」と、低く数回唸る声が聞こえる。
しばらくして・・

「ミャゥミャゥ・・」
愛らしい声が聞こえるではないか!

ついに、シロ、出産!である。

子育て用に3段ケージも買っていたが、いまだコニャンのご尊顔は拝めず・・
押入れの隅で丸くなってるシロが子どもを離そうとしないのだ。

うーむ・・
無理にコニャンを引っ張り出すわけにもいかんし・・

チビも押入れ付近に時々近づいて様子を伺っている。

それにしても何匹産んだのかも分からん・・
そんなに複数の鳴き声は聞こえないが・・。

Q太郎は早く押入れから出したいみたいだが、俺は無理に出す必要はないという考え・・。
時々、それで口論になる・・。

一体、どれがいちばんの良策なのか・・??




お母のツレが死んだ。
もちろんコイツは好きじゃないが、やっぱ死んだら少しは憐れみの情もある。

まあ、それはそれとして、お母の遺骨を引き取ってくれとQ太郎に連絡があった。
なぜQ太郎に?
俺は長男だぜ。

大体の察しはつく。
要するにお母の遺骨は向こうの墓にとってジャマなんだろう。
まあオレら子どもを捨てて行ったヤツと一緒はイヤなんだろう。

向こうの連中はもっともらしい理屈をこねて、引き取ってほしい理由を言ってたらしいけど、ほんと哀れな奴らじゃのう・・(笑)
こっちはすべてお見通しだっつうのに。

向こうの真意はどうであれ、俺は遺骨を引き取ることにした。

俺はそのむねを相手に電話で伝えた。
俺にしては冷静にねん。

最後に、相手は「供養してやってね。あなたたちにとってのお母さんなんだから」
と、いい人ぶってる。
俺は、「はい!分かりました!」と爽やかに返答しましたよ。

( ̄m ̄〃)ぷぷっ! テラ ワロス!

大人ってこの程度の人間が多いのよね。

シド・ヴィシャスがいみじくも言うように、ホント、「世の中の人間の99%はバカ」だよねえ〜( ̄∇ ̄;)ハッハッハ



お母は俺んちにいたほうがいい。
バカだなあ、お母は・・。




今現在、シロはまだ一度も押入れから出てこない。
もう13時間以上か・・。
母ちゃんは強いなあ・・。




シロの続報!

ゆうべ、やっと出てきたシロ。
俺もQ太郎も「ご苦労さん!」と声をかけました。
シロは一段と美人ちゃんになってましたよ。

夢中でごはんを食べるシロ。

子どもたちが無事か確認すると・・

子どもたちはぜんぶで4匹。

ミケ2匹、全体が白で頭のてっぺんが黒の2匹。

めっちゃカワイイですうう〜〜

子どもたちをケージ内に保護しようとすると、シロは咥えて運ぼうとする。

俺たちはシロにゴメンと謝って、押入れに戻した。

俺たちは、お母ちゃんのシロにすべて任せることにしました。


シロは時々出てきて、ごはんを食べたり俺たちに甘えたりしてる。
押入れから時々、キャワイイ声も聞こえてきます。

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ナチ・ガールフレンド
2007-11-04 Sun 18:43
パンクのゴッドファーザー、イギー・ポップ。

彼の曲に「nazi girlfriend」というのがある。



nazi girlfriend





I want to fuck her on the floor
Among my books of ancient lore
So I will make a full report
I got a nazi girlfriend

Its not the four-inch heels she wears
Its not her baby-fine blond hair
Its more the desert in her stare
Ive got a nazi girlfriend

Shes not the colt
That she once was
Shes elegant
But youth is lost
Still she has ways to make me talk
I love you nazi girl

Her french is perfect
Sos her butt
She wears two crosses
Tangled up
Shes independent
Shes not dumb
Tough little nazi girl

So now Ive fucked her on the floor
Among my books of ancient lore
And I have made a full report
About a nazi girl


(アトラスの翻訳)
床で彼女をファックしたいと思います。
私の古代の口碑の本の中で
私が完全なレポートを作るつもりであるように
私はナチのガールフレンドを得ました。

それは彼女が着る4インチのかかとではありません。
それは彼女の赤ん坊のすばらしいブロンドの髪ではありません。
彼女の砂漠が見つめる以上
私はナチのガールフレンドを得ました。

子馬ではなく、女性
彼女は一度そうでした。
彼女は、上品
しかし、若さは失われています。
それでも、彼女には、私に話させる方法があります。
私はこのナチの少女を愛しています。

彼女のフレンチは完全です。
Sosは彼女の尻です。
彼女は2つの十字を着ます。
もつれます。
女性独立者
女性は無言ではありません。
タフな小さいナチの少女

今、私が床で彼女をファックして
私の古代の口碑の本の中で
そして、私は完全なレポートを作りました。
ナチの少女に関して




アトラスのおバカな翻訳は目をつぶるとして・・


この曲を聴きながら、俺はある写真を思い出した。

1944年、ナチから解放されたフランスで、ナチ占領下にナチ将校と付き合ってた娼婦たちが報復で頭を丸刈りにされた写真を・・。

周りの群集もそれを見て笑っている。

確かに・・

報復したい気持ちも分からないではない。

ただ・・

俺がもし、その場にいたとして、娼婦たちを笑うがわにいるだろうか・・

根拠はないんだけど、なんだか、笑うがわにはいたくない。



今の日本って、そんなふうな剥きだしの感情を出さずに済む国だとは思う。
映画「火垂るの墓」の、主人公の兄妹をイジめたイヤなあのおばさんも、今の日本なら良い人でいられたのかもしれない。

こんな平和な国なら、「優しさ」や「善意」も安売りできるのだろう。

でも・・

こんな平和な世の中だけど、

やっぱ、生きるって厳しい。


ここは戦場ではないけど、

みんな、瓦礫の中をさ迷い歩いている。


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街の灯(ひ)
2007-10-21 Sun 20:57
ゆうべ、仕事の帰りの首都高から、なにげに夜景をながめてた。

たくさんの建物が建ち並び、たくさんの灯りが灯っている。

たしかに綺麗だけど、なんか寂しい気分にもなる。

なんでだろう・・


灯りのひとつひとつにそれぞれ人生があり、泣いたり笑ったりしてるんだろうなあ・・

たくさんの人間が生きてやがんだなあ・・

なんて思ったりした。




そんなカオスみたいな雑踏の中で、人と人が出会う。

何十キロ、何百キロ隔てていても、出会いがある。


でも・・

たんに「出会う」のはじつは大したことじゃない。

出会っても、すぐにサヨナラ・・

それは本当の出会いじゃない。

たんなる通りすがりでしかないからだ。


俺は、あなたと出会ってよかった。

このカオスの中で、あなたと出会えて本当によかった。







「苔チューブ・改」にThe Street Beatsの「街の灯」をアップしました。

苔チューブ・改「街の灯」はコチラ





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